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スマートな診療とは [今日の出来事]

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もともと担癌者、右の頭頂に脳転移があるといわれている人が、昨日から元気がない。今日朝起きたら左手が動かなくなっている。反射亢進なし、下肢は動
いている。発熱もあり、Crackleが右の前胸部に聞えるが、
呼吸は、12回程度で、痰もとれそうにない。意識レベルがやや落ちており、何らかの アクションが必要。
その時の会話。「ハネムーン症候群じゃないの』「ギリギリ保
っていたのが今症状が出たのかな、むしろあの病変で左手が動
いていたのが不思議なんじゃ?」しかし発熱は?身体所見上は
Crackleはあるしxrは必要だが、転移もあるかもしれないからCTまでとろうよ。」あとは採血と尿かな?という具合。反射に関しては急性期だから亢進は
まだ、ということで、、

尿はとてもきれい。採血はALPとGPTが上昇しているので腹部エコーまで施行。
実はもう一度見に行って身体所見をとった時点で
自分たちの中で肺炎が決定したのだが、いろいろ検査を出したあとだった。
結局グラム染色でGPDCが多数。単純のChestで右にばバッチリconsolidation。昼過ぎには意識レベルも回復、
よって喀痰の吸引も格闘その際に左手の動きも復活!という結末。

救急などでははじめに検査をルーチンワーク的にどっと出してしまうことが多いが、delayを防ぐために必要
とはいえ、医師としてスマートな感じは受けない。このエピソードも身体所見を煮詰めていけば余計な遠回り
も無駄な検査もしなくてすんだ。
めざすものは最短距離、最小侵襲!なんだけど、まだまだ道は遠いのかな、、

※ 内容はフィクションです。

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